ローコスト住宅って周りから見ると恥ずかしい?
貧乏人が無理して建てたって思われるかな?
本記事ではあなたのこんな疑問にお答えします。
- ローコスト住宅が恥ずかしいと感じる根本的な理由
- ローコスト住宅は恥ずかしくない理由
- ローコスト住宅で失敗しない方法
ローコスト住宅というと、安くてダサいイメージを持っている人も少なくありません。
しかし『ローコスト住宅は安っぽくて見た目がダサい家』という認識はもう古いです。
令和は建築技術が格段に向上して見た目だけでなく性能までもよくなっているからです。
本記事ではローコスト住宅が恥ずかしくない理由や、ローコスト住宅の実例もご紹介するのでぜひ参考にしてください。
当ブログ「ローコストハウジングナビ」では2017年にローコスト住宅を建てて7年住んでいます。それらの経験をもとに解説します。
ローコスト住宅は本当に恥ずかしいのか?
結論から言うと、ローコスト住宅だからといって恥ずかしくありません。
私は7年前にローコスト住宅を建てましたが、恥ずかしいと感じたことは一度もありません。
しかしネットで『ローコスト住宅』と入力すると、補助キーワードで『ローコスト住宅 恥ずかしい』と表示されるほど多くの人が検索しています。
そこでなぜローコスト住宅が恥ずかしいと感じているのかネット上の意見をまとめてみました。
ローコスト住宅が恥ずかしいと感じるネット上の声
周りの同僚と比べて自分だけローコスト住宅だと恥ずかしい
貧乏人が無理して建てたみたいで恥ずかしい
他にもこんな意見がありました。
- 安っぽい家になりそうで恥ずかしい
- どこで建てたのか聞かれたときに答えるのが恥ずかしい
- 見た目やデザインがダサくなりそうで恥ずかしい
では、そもそもなぜローコスト住宅は恥ずかしいと感じてしまうのでしょうか?
なぜローコスト住宅は恥ずかしいと感じるのか?
ローコスト住宅が恥ずかしいと感じる理由は、ぶっちゃけ本人の勝手な被害妄想です。
つまり周囲への見栄や、ローコスト住宅への間違った認識のせいだといえます。
家を建てたとなったら、職場の同僚や友達にいろいろ聞かれると思います。
ローコスト住宅が恥ずかしいと感じている人は、こんな会話になると想像していませんか?
家はいくらしたの?
どこのメーカーに依頼したの?
1500万円で建てられたよ。
〇○ハウス(ローコスト住宅)にお願いしたんだ。
1500万円とか欠陥住宅じゃない?
お金がないなら無理して注文住宅なんてやめとけばよかったのに(笑)
こんなことを言ってくる人はあなたの周りにいるでしょうか?
私は正直ドラマでしか見たことないです。(笑)
一度逆の立場で考えてみてください。
あなたの友人がローコスト住宅を建てたとして、『貧乏なのに無理して恥ずかしいやつだな~』なんて思うでしょうか?
正直、他人がどこのハウスメーカーで建てようが知ったこっちゃありません。
言い方が悪いかもしれませんが、あなたが思っているほど人は他人の家が高いか安いかに興味はないんです。
それに住宅街を歩いていて、大手ハウスメーカーとローコスト住宅の違いがパッと見て分かる人はほとんどいません。
建売か注文住宅かも見た目ではわからないですよね?
ですのでローコスト住宅だから恥ずかしいと感じる必要は全くありません!
とはいえ、
年収が低いからローコスト住宅を建てるんでしょ?
そんな声が聞こえてきそうですが、そうでもありません。
年収1000万以上でもローコスト住宅を建てている
実は年収1000万円以上の人でもローコスト住宅を建てています。
昔のお金持ちと言えば、大きな家や良い車を買うイメージですよね?
でも令和の時代は家や車はそこそこでいいから、それよりも普段の食事や旅行、投資などにお金を回す人が増えています。
時代とともに家に対する価値観が変わってきたんですね。
昔と違い、ローコスト住宅の品質や性能が格段に上がってきているのも大きな要因でしょう。
ローコスト住宅の品質や性能は良い
ローコスト住宅でも耐震等級3や長期優良住宅の認定は可能なので、大手ハウスメーカーに比べて極端に劣っていません。
むしろ無駄を省いて必要なところに費用をかけているので、大手ハウスメーカーよりもコスパ(費用対効果)がいいんです。
ローコスト住宅は様々な企業努力によって低価格を実現しているため、外壁や屋根も問題ありません。
決して粗悪な材料を使ったり、
てきとうな設計で欠陥工事をしているわけではありませんよ。
ローコスト住宅の費用が安い本当の理由は、こちらの記事でくわしく解説していますのでぜひ確認してみてください。
>>ローコスト住宅はなぜ安い?関係者が語らない本当の理由を公開
でもローコスト住宅っていかにも安そうな家になるんでしょ?
そんなことはないです。
ローコスト住宅でもオシャレでかっこいい家が建てられますよ。
一般的にローコスト住宅=安っぽい家のイメージが強いですが、実際の建築例を見ると大手ハウスメーカーに見劣りしないと感じるはずです。
1000万円代のローコスト住宅の実例
それでは、実際に1000万円代で建てられたローコスト住宅の実例をご紹介します。
画像はSUUMOより転載しています。
ローコスト住宅の実例①
値段 | 1630万円 |
坪 | 31.2坪 |
間取り | 3LDK |
建築会社 | 株式会社ロイヤル住建 |
ローコスト住宅の実例②
- インナーガレージ
- 床暖房
- 太陽光発電
- 無垢材のフロア
値段 | 1700万~1799万円 |
坪 | 39.7坪 |
間取り | 4LDK |
建築会社 | まるるのおうち |
2件とも1000万円代なのにオシャレでかっこいいですよね!?
ローコスト住宅だからかっこ悪いなんてイメージは払拭されたんではないでしょうか?
ローコスト住宅で失敗したくないなら必ず比較検討しよう
失敗しないローコスト住宅の建て方は、複数社に資料請求して比較検討することです。
な~んだ。
2~3件の中から選ぶのは当たり前じゃない。
そう思われるかもしれませんが、これが非常に大事なんです!!
- 全く同じ仕様でも会社によって価格が100万円単位で変わる
- 会社によってできることと、できないことがわかるのであとから揉めずに済む
- 資料請求すると会社の対応で信用できるか判断できる
理由①同じ仕様でも100万円以上の差がある
全く同じ仕様の家だとしても、会社によって100万円以上の差がでることがあります。
なぜなら同じ素材でも会社によって仕入れの値段が違うからです。
- 月に100個仕入れる会社・・1個8万円で売ってもらえる
- 月に50個仕入れる会社・・1個10万円で売ってもらえる
売る方からしてもいっぱい買ってくれる会社に安く売るのはどの業界でも当たり前ですよね。
理由②会社によってできる事とできない事がわかるのであとからもめずに済む
最初から会社によってできる事とできない事がわかると、余計な手間を省くことができます。
また、その会社の得意不得意によって値段や完成度が変わります。
例えば会社によってスキップフロアを作るのが得意だったり、スカイバルコニーを作るのが得意だったりとそれぞれ強みがあります。
どうしても外せないこだわりがあるなら納得できる業者と契約したいですからね。
理由③資料請求すると会社の対応で信用できるか判断できる
資料請求すると会社の対応に差があるので、迅速さやある程度は誠実さがわかります。
資料請求した際にすぐ連絡があったり、カタログが送られてくるかなどちょっとしたことでもその会社が普段どんな対応をしているのかがわかりますよね。
実際に私が7社に資料請求した時の各社の対応は様々でした。
- A社・・資料請求してすぐメールがきて、2日後にはカタログが届いた
- B社・・資料請求してすぐメールは来たが、カタログが届いたのは2週間後
- C社・・カタログどころか、メールやなんの連絡もなし
7社のうち6社は連絡がきてカタログも届いたんですが、
1社だけなんの連絡もありませんでした。
逆に考えると最初からおかしな会社にお願いしなくてすんだので結果オーライです(笑)
比較検討するなら無料の資料一括請求サービスが便利
複数社の資料一括請求が無料でできるサービスをご存じでしょうか?
あっちこっち展示場に行かなくてもいいので、家にいながら好きな時にカタログを見比べられますよ。
妊婦さんや小さな子どもを展示場に連れて行くのは大変だからね。
あとこんな事言うと怒られそうですが、展示場に行くとどうしても営業マンにつかまって話を聞かないといけませんから正直しんどいんですよね・・
こんなご時世ですし、人に会わずに済むのもありがたいです。
ネット上にはいくつか資料請求できるサービスがありますが、こちらの記事では私も利用した無料の資料一括請求サービスを比較&ランキングでご紹介します。
>>300万円安くなった!ローコスト住宅の資料一括請求サービスランキングを見る
見積もりや土地探しまでしてもらえるサービスもありますよ。
ローコスト住宅は恥ずかしいに関するよくある質問
ロースト住宅は恥ずかしいに関する以下のよくある質問にお答えします。
- 値段はいくらのローコスト住宅なら恥ずかしくありませんか?
- ダサい家の特徴はありますか?
- ローコスト住宅はぶっちゃけヤバイですか?
値段はいくらのローコスト住宅なら恥ずかしくありませんか?
2階建て4LDKなら建物価格1000万円以上だと恥ずかしくない外観にできるはずです。
ローコスト住宅といっても平屋だと1000万円以下で購入できます。
ダサい家の特徴はありますか?
ダサい家には共通して以下の特徴があります。
- 外壁の色が奇抜
- 窓・玄関ドア・外壁のバランスが悪い
- 外壁やドアに高級感がない
- 外構が手つかず
- 家の見た目と外構が合っていない
ローコスト住宅はぶっちゃけヤバイですか?
まったくやばくありません。
むしろ国が指定している基準値を上回る高性能の住宅を作ることもできます。
以下の記事ではローコスト住宅の性能をぶっちゃけていますのでぜひ参考にしてください。
まとめ:ローコスト住宅が恥ずかしいは時代遅れ
結論、ローコスト住宅は全く恥ずかしくありません。
昔の先入観や周りから見られていると自意識過剰になっているだけです。
ローコスト住宅の性能も上がっているため、耐震等級は問題なく、快適に過ごせます。