ローコスト住宅と建売どっちがいいの?
費用やそれぞれのメリットデメリットが知りたいな。
今回はこんな悩みを解決します。
賃貸の家賃がもったいないから家を購入しようと思ったとき、
ローコスト住宅か建売かどちらにするか迷いますよね。
この記事を読めばあなたがローコスト住宅と建売、どちらを買えばいいのかわかります。
- ローコスト住宅と建売どちらがいいのか
- ローコスト住宅と建売の費用相場
- ローコスト住宅と建売の特長
- ローコスト住宅と建売どちらに向いているのか
ローコスト住宅と建売どっちがいいの?
ローコスト住宅と建売はどちらもメリット・デメリットがあるので、絶対にこっちがいいとは言い切れません。
それは値段、立地、品質、などあなたが何を重視するかによって変わってくるからです。
これから説明する内容をみて、
自分がどちらに合っているかを決めてもらえたらと思います。
ローコスト住宅と建売の特徴
まずはじめに、
ローコスト住宅の特徴からみていきましょう。
ローコスト住宅の特徴
ローコスト住宅は一般的に1000万円代で建てられる低価格な注文住宅です。
大手ハウスメーカーの坪単価が60万円以上に対し、ローコスト住宅では坪単価30万円から建築できます。
ある程度規格が決まっているのでフルオーダーでなく、セミオーダーの注文住宅ですね。
標準仕様の設備を大量仕入れすることによって、低価格を実現しています。
- タマホーム
- クレバリーホーム
- レオハウス
- アイフルホーム
- ユニバーサルホーム
建売の特徴
建売は、建物と土地をセットで販売しており、すでに完成された住宅です。
完成しているので、ローコスト住宅のように自分たちでプランを決めることはできませんが、実際にある建物を見て購入できるのが特徴です。
同じ規格の家を一気に作ることで、材料費や人件費を削減しており、そのような業者のことをパワービルダーと呼びます。
- 飯田産業
- 一建設
- アーネストワン
- タクトホーム
- 東栄住宅
ローコスト住宅と建売はどっちが安い?
ローコスト住宅と建売は大手ハウスメーカーと比べて安いですが、どっちのほうが安いとは言い切れません。
建築業者や土地の値段によって変わってくるからです。
ローコスト住宅の値段
ローコスト住宅は一般的に1000万円代で建てられます。
坪単価は30万円~60万円とハウスメーカーや仕様によって変わってきますが、大手ハウスメーカーに比べて格段に安いです。
安い理由の一つとして、一部を規格化することで材料を大量発注し、コストを下げることができるんです。
他にも広告費や人件費を削って企業努力によって低価格を実現しています。
建売の値段
建売の値段は地方でも、1000万円代から5000万円とかなり差があります。
建築業者や土地によって値段が大きく変わるのはローコスト住宅と同じですね。
同じ土地であっても、大手ハウスメーカーが建てると高くなりますし、ローコストメーカーや地域工務店が建てる方が安かったります。
ローコスト住宅と建売3つのちがい
ローコスト住宅と建売では大きく分けて3つのちがいがあります。
- デザイン性や間取りの自由度
- 耐震性、気密性などの品質
- 入居できるまでの期間
それぞれくわしく見ていきましょう。
デザイン性や間取りの自由度
ローコスト住宅の場合
- ある程度規格は決まっている
- 間取りや外観などは選べる
- キッチンやお風呂などは自分好みにカスタマイズ
建売の場合
- デザインや間取りは変更不可
- シンプルで万人受けしやすい間取り
- 設備は最低限のものがそろっている
耐震性、気密性などの品質
耐震性や気密性についてはどちらがいいかは言い切れません。
言い切れない事ばかりだと思うでしょうが、
それだけ建築業者や条件によって変わってくるんです。
ローコスト住宅は費用はかかりますが、
耐震等級や気密性をあげたりすることは可能です。
建売でもあとから工事できる場合もありますが、
それならローコスト住宅で建てた方が安くなるのでほとんどの人はそのまま住むでしょう。
入居できるまでの期間
ローコスト住宅の場合、
ハウスメーカーと契約してから入居するまで早くて半年はかかります。
建売だと、契約してローン審査が通れば1カ月ほどで入居可能です。
たとえば賃貸の家賃が7万円の場合、
半年で42万円、駐車場代を含めると約50万円の差がでてきます。
ローコスト住宅と建売どちらに向いているか
ここまでで特徴やちがいを説明しましたが、
どんな人がどちらに向いているかをわかりやすくまとめました。
ローコスト住宅に向いている人
- 間取りやデザインなどこだわりたい部分がある
- ハウスメーカーや土地を自分たちで決めたい
- 建築の過程を見て、しっかりしているか安心したい
こだわりたいけど、費用を抑えて注文住宅を建てたい人にローコスト住宅は向いています。
家を作ったひとだけができる体験や思い出も作ることができます。
建売に向いている人
- 面倒な打合せはせずに、早く入居したい
- 家にとくにこだわりがなく、シンプルなデザインが良い
- 自分の目で実際に見てから購入したい
もうすぐこどもが小学生になるからそれまでに家を決めたい、なんて事情があったりするでしょう。
入学してからすぐに転校なんてかわいそうですもんね。
そんな早く家を決めたい事情がある人や、
家にとくにこだわりがないけど実際に建物を見ないと不安な方には建売が向いています。
まとめ
ローコスト住宅と建売どちらにもメリット、デメリットがあります。
価格や立地など、
何を最優先するかでどちらにするか決めてもらえたらと思います。