リビング階段に扉は必要?意外と知らないデメリットとは?

リビング階段に扉をつけないと後悔する
悩むママ

リビング階段に扉って必要?
扉を付けるとどんなメリットやデメリットがあるの?

今回はこんな疑問にお答えします。

本記事の内容
  • リビング階段に扉をつけないと後悔する理由とは?
  • 意外と知らない扉をつけるデメリットとメリット
  • 実際にやった扉を付けなかった時の対処法

そもそもリビング階段にした方がいいのかや、リビング階段にドアをつけるかどうかってすごい迷いますよね。

結論からいうと、吹き抜けや全館空調がある家以外はリビング階段に扉をつけたほうがいいです。

というのも、私はリビング階段に扉をつけなかったことをめちゃくちゃ後悔しているからです。

これから注文住宅を建てる方は、この記事の内容をぜひ参考にして理想の家づくりに役立ててください。

グッキー

私は2017年にローコスト住宅を建てて5年住んでいます。
今までの実際の経験をもとに解説します。

目次

【衝撃の事実】リビング階段に扉をつけないと後悔する!

リビング階段に扉をつけないと後悔する

私はリビング階段に扉を付けなかったことを後悔しています。

後悔した理由は2つ

  • リビングの音が2階の寝室までよく響く
  • エアコンの効きが悪い

後悔①リビングの音が2階の寝室までよく響くのでうるさい

一番気になるのははやっぱり音ですね。

扉がないと、テレビの音や話声がダイレクトで2階まで響きます。

グッキー

意外と洗い物の音もよく聞こえますよ。

特に夜勤のある人や、動物を飼う予定があるならリビングに扉は必須です。

家ねこ

朝から起こしにいくよ~!

後悔②階段から2階へ暖気が逃げるのでエアコンの効きが悪い

夏場はましですが、冬はエアコンの効きが悪いと感じます。

暖気が階段を伝って2階に逃げてしまうんですね。

グッキー

誰もいない2階の廊下が1番あったかくなってます。

リビング階段に扉が必要ない家の特徴3つ

  • 吹き抜けがある
  • 解放感のある階段になっている
  • 全館空調設備がある

吹き抜けで全館空調がある家なら、扉は必要ないと思います。

空調の効きが悪くなくなることもないですし、
扉があるとせっかくの解放感が感じられなくなりますからね。

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ここまで扉をつけないと後悔するとお伝えしましたが、実は扉をつけるデメリットもあります。

【意外と知らない】リビング階段に扉をつける3つのデメリット

リビング階段に扉をつけるデメリット
  • 扉がない場合より費用が高くなる
  • 地味に開け閉めがめんどくさい
  • リビング階段ならではの解放感が無くなる
グッキー

それぞれくわしく解説します。

デメリット①扉がない場合より費用が高くなる

数千万の内の少額とはいえ、扉一つでも費用がかかります。

ちなみに開き戸より引き戸のほうが少し高くなります。

グッキー

私の場合、引き戸一つにつき6000円高くなりました。

デメリット②地味に開け閉めがめんどくさい

階段を行き来するたびに、扉を開け閉めする必要があります。

いままで階段に扉がなかった人からすると、手間に感じるかもしれません。

デメリット③リビング階段ならではの解放感が無くなる

扉をつけることで、リビング階段ならではの解放感が無くなります。

リビング階段はこんなイメージがあると思います。

リビング階段

リビング階段に扉をつけると階段自体が見えなくなるので、完全にリビングと階段が分離した状態になります。

この3つのデメリットは許容できる人が多いんじゃないでしょうか?

では反対にメリットを解説します。

【今さら聞けない】リビング階段に扉をつける5つのメリット

リビング階段に扉をつけるメリット
  • 防音性が良いので自室で集中できる
  • 空調がよく効くので節電になる
  • 家で焼肉してもにおいが2階まで充満しない
  • あかちゃんが階段を上らないので安心
  • ネコが寝室まで起こしにこないので安眠できる
グッキー

順番にメリットを解説します。

メリット①防音性が良いので自室で集中できる

階段と2階の部屋で扉が2つになると防音性が格段に上がります。

2階で在宅ワークや自室で勉強する際も1階の音が気になりません。

逆に1階の人は2階で寝ている人がいても、気にせずテレビを見れますよ

実家は扉が2つのパターンの人が多いんじゃないでしょうか?

メリット②空調がよく効くので節電になる

階段から暖気が逃げていかないので、空調の効率がよくなります。

結果的に節電にもなりますし、エアコンの負担も軽減されます。

メリット③家で焼肉してもにおいが2階まで充満しない

家で焼き肉や餃子焼いたりしますよね?

換気扇を回していても、
リビング階段からにおいが2階に上がってしまうものです。

ですが、扉があればいやなにおいをシャットアウトできますよ。

メリット④あかちゃんが階段を上らないので安心

あかちゃんがハイハイするようになると、どこでも行くんですよね。

キッチンや階段にベビーフェンスをつける家庭も多いと思いますが、階段に扉があるとその必要もなくなります。

ベビーフェンスの跡が残ったり、処分もしなくて済みますよ

メリット⑤ネコが寝室まで起こしにこないのでゆっくり寝れる

最後はネコやペットを飼っている人限定になります。

朝はやくから寝室の前で鳴き続けられることがなくなるので、休みの日でもゆっくり寝られます。

家ねこ

いつもの時間にはごはんちょうだいね。

知っておきたいリビング階段に扉を付ける2つのポイント

リビング階段に扉をつけるポイント
グッキー

扉をつけるポイントは2つです。

ポイント①引き戸にすると人に当たらないので安全

開き戸ではなく、引き戸にしましょう。

階段からリビングに開く時に、家族にあたってしまうかもしれません。

それに万が一地震で家具が開き戸の前に倒れても、引き戸なら問題ありません。

ポイント②すりガラスだと暗い階段も明るくできる

リビング階段すりガラスの引き戸
わが家のすりガラス引き戸

すりガラスにすると、扉の前に誰かいるのかわるので事故防止になります。

すりガラスから光も入るので、階段も明るくなっていい感じです。

実際にやったリビング階段に扉をつけなかった時の対処法

リビング階段に扉を付けなかった時の対処法
  • リフォームして扉を付ける
  • 防音カーテンを設置する

リフォームして扉をつけるのは数十万円費用がかかります。

新築してすぐリフォームするのは現実的ではないので、却下。

ということで、わが家では防音カーテンを設置しました。

実際に設置した防音カーテン

設置した防音カーテンはこんな感じ。

リビング階段に防音カーテン
  • 防音カーテン・・約10000円
  • カーテンレール・・2000円

リフォームすることを考えたら激安です!

防音性といえば、家全体の防音性も大事ですよね。

最近はやりの1000万円台で建てられる、ローコスト住宅の防音性は大丈夫なんでしょうか?

ローコスト住宅の防音性について、以下の記事で解説するのでぜひ確認してみてください。

>>ローコスト住宅の防音性、断熱性、耐久性は窓で決まる

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