
ローコスト住宅は費用が安いけど、後悔した、失敗したって話も聞くし実際どうなんだろう?
今回はこんな疑問を解決します。
家を建てるときには気づかなかった、
実際に住んでみてから分かった失敗がいくつもあります。
理想の家を建てるには、
『3回建てる必要がある』なんていいますが、その理由がよくわかりました・・
この記事ではローコスト住宅に5年住んでみての感想と失敗談をご紹介します。
ローコスト住宅に5年住んでみての後悔と失敗

- 扉の種類を間違えた
- リビング階段に扉を付けなかった
- 室内物干しワイヤーを付ければよかった
- カーテンレールの設置が甘かった
それぞれくわしくみていきましょう。
扉の種類を間違えた
開き戸にするか引き戸にするかを間違えました。
トイレやリビングは引き戸なんですが、2階の納戸を開き戸にしていたんです。
開き戸を納戸側の内側に開く形にしてしまったもんだから、扉が開くスペースを空けておかないといけません。
その分荷物が入らなくなってしまいました。

建てるまで気づかなかったんだね。

荷物をいろいろ入れ始めてからようやく気付きましたよ・・
リビング階段に扉を付けなかった
リビング階段に扉は絶対必要です!!
リビング階段に扉がないとこうなる
- 音が2階までよく響く
- 冷暖房の効きが悪くなる
- ネコが2階の寝室まで起こしに来る
私は朝が早い仕事なので3時に起きるんですが、
音が2階まで響くので物音で家族を起こさないようにけっこう気を使うんです。
階段のほうに空気が逃げて暖房や冷房も効きにくくなるので、その分無駄な電気代もかかってしまいます。

誰もいない2階の階段がすごくあったかい(笑)
>>リビング階段に扉は必要?後悔する前に知ってほしいデメリット

室内物干しワイヤーを付ければよかった
そもそも室内物干しワイヤーの存在を知ったのは家を建てたあとなんですが、これはつけるべきでした。
というのも、私は布団を定期的に干したいタイプなんですが、
花粉症の私にとって花粉の飛ぶ3月、4月は布団を干すのは自殺行為です!!
布団を天日干ししたい。
でもくしゃみが止まらなくなるのであきらめました。
ワイヤーがあったら布団以外も干せて便利だったでしょう。
カーテンレールの設置が甘かった
3年くらい住んでから、カーテンレールの端が傾いているのに気が付きました。
端っこのねじが外れてしまってたんです。
猫がカーテンに飛びついたりしてたのでそのせいもあったと思いますが、
ハウスメーカーの人を呼んで直してもらうことにしました。
そうしたらそもそも、ねじが下地に届いていないことが発覚。
結局全部ねじが短かったようで、すべてのカーテンレールを直してもらいました。

保証期間内だったので無料です。
ローコスト住宅に住んでみて

- ローコスト住宅でも住み心地は抜群に良い
- 断熱性や気密性も問題なし
- 外の音も全く気にならない
- 実家の大手ハウスメーカーより、今のローコスト住宅のほうが性能が良い
屋根に断熱材は入れてないんですが、
雨が降っても全く音がしないので外に出ないと気づきません。
床がきしんだり、壁紙がはがれたりといったことも今のところ無いですね。
>>ローコスト住宅は費用が安いからやばいのか?4つの住宅性能を解説
いろいろ失敗しましたが、
ローコスト住宅だから失敗したんではなく、
知識不足が原因なのでどのハウスメーカーでも同じような失敗をしていたと思います。
>>相場より300万安くなったローコスト住宅の資料請求サービスを見る
総額でローコストにするために必要な3つのこと

建物優先か土地優先かを決める
建物か土地かどちらを優先するかがほんとうに大事です!
低予算で家を建てようと思ったら、どちらかは妥協する必要があります。
少し不便なところにこだわった家を建てるか、利便性のいいところに標準仕様の家を建てるのか・・
ここは生活スタイルによって大きく分かれるところですね。
>>注文住宅の土地探しの3つのコツをうまくいかない人向けに解説
グレードアップするのは一部だけ
ローコスト住宅は基本的に標準仕様だから費用を抑えることができるんです。
あれもこれもグレードアップすると、
ローコスト住宅のメリットが生かせません。
キッチンとお風呂だけはこだわるなど、
グレードアップするのはどうしてもゆずれない部分だけにしましょう。
外構デザインと費用も考えておく
外構は家の見た目が決まるとても重要な要素です。
レンガ風の外壁にしたい、カーポートを付けたい等決めておきましょう。
外構の費用をある程度計算しておくことで、外構に回せる予算がなくなるのを防ぐことができます。

たまに、さら地に家を建てたままの家があるよね
費用を抑えるローコスト住宅の間取り

水回りはできるだけ1か所に寄せる
キッチンやお風呂、トイレといった水回りはできるだけ近くに集めましょう。
配管の費用を抑えたり、無駄な廊下をなくすことで居住空間をその分広くできます。
2階に水回りをもっていくと、
2階の部屋がやたら広くなるのも防げて家が小さくなります。
階段を家の中央にして無駄な廊下を少なくする
階段を家の中央にすることで、
1階と2階の無駄な廊下をなくすことができます。
マンションのように各部屋に行くために長い廊下を作るのではなく、最小限の廊下にしましょう。

極論、廊下がない家が一番理にかなってますね。
年収350万でも建てられるハウスメーカーを探す方法
年収350万円でも建てられるハウスメーカーを探す方法は、
資料一括請求サービスで複数社から資料や見積もりをもらうことです。
『ローコスト住宅ならどこも大差ないんじゃ?』
と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
私は相見積もりを取ることで、
全く同じ仕様の家を300万円安く建てられました。
これは私が特別なパターンではなく、
注文住宅ではよくあることなんです。
相見積もりを取るには複数のハウスメーカーから資料請求する必要があるんですが、
資料請求って個別にするとめちゃくちゃめんどくさいんですよね。
そんな面倒な資料請求をまとめてやってくれるのが、無料の資料一括請求サービス。
資料一括請求サービスにもいろいろあるんですが、
そのなかでも信頼できる無料のサービスだけをこちらの記事にまとめました。
